USJでクルーが足りない
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの求人説明会「クルーおしごと説明会」が2月3日、大阪市北区のハローワーク梅田で開かれるのだそうです。
今回の求人では、ミドル、シニア層も歓迎とのことで、22職種、150人を超す求人があるようで、USJによれば、現在登録されているパート・アルバイト数は1万2千人を超えているようですが、それでも人数は「足りない」のだそうで。「コロナ後の観光需要の増加、訪日外国人客の急増に追いつけないのが現状となっているようで、さらに大阪万博もあり、もっと人員を増やす必要があるのだとか。
募集職種は、アトラクションのゲスト案内やレストランでの接客、ゲートのセキュリティーの担当者など、多岐にわたっており「USJは若い人向けというイメージもあるかもしれないが、ミドル、シニアの方々も多く働いている。説明会を聞いて一人でも多くの方に関心をもってもらいたい」としています。
<p.今回、USJによるハローワーク梅田での説明会は、昨年5月に続き2度目とのことで、ミドル、シニア層の求職者が比較的多いハローワークと、USJの求人希望がマッチングして実現したのだそうで、前回は197人が参加し、42人が採用されたそうですよ。3日は午前10時半~、正午~、午後1時半~と計3回行う予定だったが、求人規模が大きいことなどから、急きょ4回目となる午後3時~の回も新たに追加されたようで、各回定員は60人で、説明会の後に、USJの面接を受けるかどうか決めてもらうことになるのだそうです。
有効求人倍率、2年連続改善
厚生労働省が30日発表した2023年平均の有効求人倍率は、前年比0.03ポイント上昇の1.31倍で、2年連続で改善、新型コロナウイルス禍からの社会経済活動の回復が反映されたのですが、感染拡大前の19年(1.60倍)の水準には届きませんでした。
総務省が同日発表した23年平均の完全失業率は、前年と同じ2.6%で、19年(2.4%)の水準には及ばなかったのですが。完全失業者数は178万人で2年連続の減少となっています。
厚労省によれば、コロナ禍で落ち込んでいた宿泊・飲食サービス業の求人が持ち直した一方、原材料などの価格高騰により収益が圧迫された建設業や製造業は伸び悩んだようで、23年の完全失業者を求職理由別に見ると「勤め先や事業の都合による離職」が減り、「自発的な離職」は増加、コロナ禍からの持ち直しが追い風となり、より良い条件の仕事を探す人が増えたことが背景にあるとみられます。
23年12月は有効求人倍率(季節調整値)が1.27倍で、2カ月連続の悪化となった。